結婚式が多様化してから変わったこととして、新郎新婦のみなさんから、結婚式で集合写真て本当にいるの?親族写真ていらないですよね?という相談を受けるようになったこと。一昔前までは、ホテルや結婚式場で用意されてカメラマンさんが、当たり前のように決められたスポットに親族や友人が並び、決して楽しそうには見えない写真を残すのが定番でした。

しかし、時代が変わり家族だけで執り行うコンパクトな結婚式や、友人だけのウェディングパーティなど、ふたりにあった形式の結婚式が当たり前となり、昔ながらの集合写真や親族写真の意義がなかなか見いだせなくなったのでしょう。

そういう環境で、「結婚式の集合写真・親族写真て本当にいるの?」と聞かれたときに、私たちは素直にこう答えています。

絶対にあったほうがいいですよ!

ただし、昔ながらのホテルや式場に決められた場所や決められた時間だけの凝り固まった集合写真や親族写真はいらないかもしれません。
でも、わたしたちウェディングフォトグラファーとであれば、おふたりのご希望の場所で、ご希望のメンバーで数に限りなく好きなだけ撮影することができるんです。
おふたりの思い出をみんなの一生の思い出になる。
そんな集合写真、親族写真を提供します。
ここでは、改めて、集合写真、親族写真の必要性についてご説明します。

親族写真の価値を見直す

結婚式は一生に一度の大切なイベントです。多くの人がその日を特別な思い出として心に刻みます。最近では、フォトウェディングやインスタ映えを重視するあまり、親族写真や集合写真を「いらない」と考える人が増えています。しかし、結婚式の思い出として残すべき大切な写真が、実はこの親族写真なのです。

親族写真は、ただの集合写真ではありません。家族や親族との絆を象徴する一枚です。結婚式の日には、多くの親族が一堂に会することが珍しくありません。普段なかなか会えない遠方の親戚とも、結婚式の場で再会することができます。この特別な瞬間を写真に残すことで、後々まで鮮明に思い出すことができます。

親族写真は、未来の自分たちだけでなく、子供や孫にとっても貴重な記録となります。家族の歴史や絆を感じることができるこの写真は、時間が経つにつれてその価値が増していきます。結婚式の一時的な流行に流されず、後悔しないためにも、親族写真をしっかりと撮っておくことをおすすめします。

集合写真が持つ特別な意味

結婚式の集合写真は、ただの形式的な写真ではありません。それは、結婚式という特別な日の象徴であり、その瞬間を共有するすべての人々との絆を感じることができる一枚です。集合写真には、新郎新婦だけでなく、家族や友人、同僚など、多くの人々が写ります。これによって、結婚式の温かい雰囲気やその日の感動が伝わります。

集合写真を見返すことで、当日の出来事や感動がよみがえります。また、結婚式に参加できなかった人々にとっても、この写真はその日の様子を知る貴重な手段となります。集合写真には、その場にいたすべての人々の笑顔や表情が写っているため、見返すたびに新たな発見があるかもしれません。

さらに、集合写真は結婚式のアルバムやフレームに飾ることで、日常生活の中でいつでも思い出すことができます。結婚式後も、家族や友人と一緒に写真を見ながら話に花を咲かせることができるでしょう。こうした時間も、結婚式の思い出をより深く刻むために重要です。

フォトウェディングの魅力と親族写真の融合

フォトウェディングは、美しいロケーションやスタジオで撮影することで、芸術的な写真を残すことができるため、非常に人気があります。しかし、フォトウェディングだけではなく、親族写真も組み合わせることで、結婚式の思い出がより豊かになります。

フォトウェディングでは、カップルの美しい姿や特別なシーンを撮影することが中心ですが、親族写真を加えることで、家族全員の絆を感じることができます。特に、両親や兄弟姉妹、祖父母との写真は、後々まで大切な宝物となるでしょう。

また、フォトウェディングのロケーションで親族写真を撮影することで、より一層特別な写真が残せます。美しい背景や素敵なドレスとスーツを身にまとった家族写真は、一生の思い出として心に刻まれます。フォトウェディングと親族写真の融合は、結婚式の思い出をより一層華やかにする方法の一つです。

親族写真を撮る際のポイント

親族写真を撮る際には、いくつかのポイントを押さえることで、より素晴らしい写真を残すことができます。まず、撮影場所の選定です。結婚式場の美しい庭園やチャペルの前など、特別な場所を選ぶことで、背景も素敵な写真になります。

次に、撮影タイミングも重要です。結婚式の流れに合わせて、親族写真を撮るタイミングを計画しておきましょう。挙式後や披露宴の前など、皆が集まりやすいタイミングで撮影するのが理想的です。また、撮影前に親族に声をかけておくことで、スムーズに撮影を進めることができます。

さらに、写真の構図やポーズにもこだわりましょう。カメラマンに依頼する際に、どのような写真を撮りたいか具体的に伝えることで、満足のいく写真が出来上がります。自然な笑顔やリラックスした雰囲気を引き出すために、カメラマンとコミュニケーションを取りながら撮影を進めることが大切です。

親族写真がもたらす未来への贈り物

親族写真は、未来への大切な贈り物となります。時間が経つにつれて、家族や親族との関係も変わっていく中で、結婚式の親族写真はその絆を感じることができる一枚として、心に残り続けます。

将来的に子供や孫が生まれた時、この写真を見せることで、家族の歴史や結婚式の思い出を伝えることができます。特に、祖父母や高齢の親族との写真は、将来にわたって大切な記録となります。家族全員が揃う機会は少ないため、この特別な瞬間を写真に残すことは非常に価値があります。

また、親族写真は家族の絆を再確認する機会でもあります。写真を見返すことで、結婚式の日の感動や喜びがよみがえり、家族とのつながりを再確認することができます。親族写真は、単なる記録ではなく、家族の絆を深めるための大切な要素となるのです。

結婚式の親族写真や集合写真を「いらない」と考える前に、その写真がもたらす価値と未来への影響をしっかりと考えてみましょう。後悔しないために、結婚式の思い出をしっかりと写真に残しておくことをお勧めします。