結婚式の親族写真は、友人を含めて結婚式に参列する全員がおさまる「集合写真」とはことなり、新郎新婦とその親族だけを対象にした写真のことです。
結婚という人生の重要な節目において、家族や親族の絆を記録するために撮影されます。この習慣は集合写真と同様に19世紀に遡り、特に重要な家族行事や祝祭において親族の記念写真を残す文化が根付いています。
親族写真は、家族の歴史や関係性を後世に伝える貴重な記録としても重要です。昔から、結婚式の親族写真は家族の成り立ちや親族関係を一目で示す資料として重宝されてきました。子どもたちに語り継ぐためにも重要な役割のあるものです。
ただ、最近では、集合写真と同様に親族写真はいらないという声も聞こえるようになりました。集合写真と同様にホテルや式場で用意される撮影サービスの場合は、撮影可能な場所も、式場の限られた場所でという制限があることも原因ですが、核家族化が進んだことから親族同士のつながりも希薄になっているというのも大きな理由かもしれません。
そういう状態で、当日初めて会うホテルや式場のカメラマンの場合は、あくまでも撮影をすることに集中されるものです。そのため、結局、流れとして親族写真を撮るにとどまってしまいます。
東京ウェディングスタイルでは、そうした状況を考慮して、新郎新婦やご家族、親族のみなさまが笑顔になれるようにコミュニケーションを大切にしています。普段、接することが少ない遠い親戚、あるいは御相手方の親戚の方どうしても、つい笑顔になれるような雰囲気作りを大切にしています。
「やっぱり撮影しておいてよかった」とお二人だけではなく、ご家族やご親戚の方もいつか見返したときに幸せを感じてくれるような写真をご提供します。